小野歯科医院さま
現在、法人全体で14名の管理栄養士が働いています。
歯科助手としてはもちろん、小さなお子さんの食育やシニアの方々の
摂食機能向上にも力を入れていて、管理栄養士の観点から予防歯科のサポートを行っています。
〜歯科での管理栄養士としての取り組み〜
①キッズクラブ通信
保育士と協力して、年4回発行しているキッズクラブ通信では、歯を強くするレシピを紹介しています。
②フレイルの予防
定期検診と並行して口腔機能検査や栄養状態の把握、また『InBody』の導入による身体計測を行い、
高齢者のフレイルや寝たきりを予防するための健康管理を行っています。
各検査結果や基礎疾患、食事の状況を総合的に判断し、口腔機能のトレーニングや食事指導に力を入れています。
口腔機能トレーニングを毎日欠かさず行い、口腔機能が改善してきている方もいらっしゃいます。
③訪問歯科
訪問歯科にコーディネーターとして同行し、歯科医師・歯科衛生士の補助をしながら、
訪問先の患者様に対して、栄養サポートも行っています。
摂食・嚥下機能が低下し、低栄養の方には、口腔機能検査や患者さまに合わせた
お食事のアドバイスをしています。
食べやすくなることはもちろん、楽しくお食事していただくために、
料理の具材の大きさやとろみなど、調理形態に工夫が必要なことをお伝えしています。
④セミナー
ケアマネージャーさんやヘルパーさんに向けて、『フレイル・低栄養を防ぐ』をテーマにした
セミナーを当院の歯科衛生士と一緒に開催しています。
嬉しいことに、毎回ご好評を頂いています。
今後、栄養指導の対象を拡大していき、いろいろな世代の方が食事指導を受けることで、
生活習慣病などを防ぎ、健康寿命を伸ばすお手伝いをしていきたいと思っております。