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クリニック管理栄養士の活躍事例 クリニック管理栄養士の活躍事例

寺嶋歯科医院さま

 当院は、大阪府箕面市にて一般歯科、矯正歯科、口腔外科、小児歯科など

歯科における各分野のエキスパートを集結させ、総合的なチーム医療を実践している歯科医院です。

歯科医師、歯科衛生士に加え、保育士、管理栄養士とさまざまな職種がコラボレーションし、

外来診療、訪問診療、オンライン診療を行っています。

その中で私は管理栄養士として、訪問診療で栄養マネジメントを行っています。

当院では「ゼロからヒャクを地域で支える」をコンセプトに小児から高齢者まで幅広く訪問診療を行っています。

近年、在宅医療において、医療的ケアが必要な子どもや重症心身障害児の増加が注目されており、

今後さらに増加することが見込まれています。

医療的ケアが必要な子どもたちの多くは地域で暮らしており、

日常生活において重要な関心事である「食」への支援が必要とされています。

当院においては全訪問患者の約450名のうち小児は約150名であり、

全国的にみてもトップクラスの数の在宅の子どもたちと関わっています。

小児における栄養マネジメントでは各病態の把握に加え、身長や体重の変化を見ながら、

成長・発達を考慮した食形態調整や注入内容の調整が必要となります。

また医療、教育、福祉と連携や、在宅生活の中での安全性、実現可能性を重視しながら、

子どもたちの機能を最大限発揮できるようにサポートしていくことが大切になります。

管理栄養士が関わる中で栄養剤の調整の結果消化器症状を繰り返す子どもの状態が安定したり、

摂食拒否のある子どもの食事量が増えた時はとてもやりがいを感じます。

小児在宅医療での管理栄養士の必要性を強く感じていますが、携わる管理栄養士の数は十分ではありません。

「管理栄養士と開業医がコラボする会」を通じて、

子どもたちや家族の楽しい食事を支える管理栄養士が増えるように、

活動をお手伝いさせていただければと思います。

寺嶋歯科医院

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